1947-12-08 第1回国会 衆議院 文教委員会 第21号
2 文部省は時局下國民教育の根本的改革期に當り、教員養成機關設置の具體案を決定し、昭和二十四年度よりこれが實施に遺憾なきようその措置を講ずべきである。 以上であります。
2 文部省は時局下國民教育の根本的改革期に當り、教員養成機關設置の具體案を決定し、昭和二十四年度よりこれが實施に遺憾なきようその措置を講ずべきである。 以上であります。
まして教員養成機關は、地方ではとうていやつてはいけないことであると信ずるものでありますが、政府の意見を伺いたいと思います。
ここに私どもは来年四月から新しく發足しますところの新制高等學校なかんずく定時制の高等學校の教員の養成と新制中學における正しい職業教育の充實のために、これが教員養成機關といたしまして青年師範學校を昇格して、所期の目的を達するようにいたしたいという心からの念願をもつておるわけであります。
青年師範の現状は、その大學になるにつきましては、個々の問題といたしては、非常に残念ながら設備その他が十分でございませんので、大学設備基準にあわせるように、急速に内容設備を各個々の學校について充足するということは、國家財政の現状から非常に困難であると思いますが、教員養成機關として新制大學に移行いたします場合に、どういう形態をもつていくかということについては、十分われわれとしても研究いたしまして、この重要
教員養成の必要なことは誠にお説の通りでありまして、その點におきまして、教員養成機關を完備充實いたしたいと最善の努力をいたしておりますが、夜學の點におきまして、來春からは東京の文理科大學でお話のように夜學を始めるような段取になりつつあるように承つておるのであります。
○國務大臣(森戸辰男君) 學校の教育は、制度と設備も大事でありますが、中心は人間でありまして、その點も教員というものが、新らしい教育制度の重大な要素をなすことは、お説の通りでありまして、その養成については、教育刷新委員會でも愼重に考えて、それを基礎として、當局も亦教員養成機關の新らしい形を、具體的な姿を考えておるのであります。
○久保委員 小委員會ができますときに、私ちようどいなかつたのですが、學制改革小委員會と、教員養成機關に關する小委員會とを別にしたことは非常におかしいと思う。なぜかと申しますと學制改革の中で、これから眞に研究せねばならぬのは教員養成機關の問題だけで、その他の問題は大よそ見當がついてしまつておるのであります。
これはさきに政府委員からも御説明もありました通りに、教員養成機關の中の一つに屬しまするものではありますが、特に定時制の高等學校の教員養成には大きな要請があるのでありまして、その條件は實はよほどむずかしいのであります。單なる今日までの師範系統の學校では行いにくいものもあるかと思います。
日本の從來の師範學校を、いかによき教員養成機關として發展せしめるかにつきましては、目下考究中でございまして、一々の教員養成機關をどういうふうに轉換させますかにつきましては、まだこれを具體的に檢討する段階まで行つておりませんのですが、差支えない限りは、各地方の要望を取入れまして、具體的の方策をきめたいと思つておる次第であります。
もう一つは、教員養成機關の轉換問題であります。これについては、刷新委員會の結論と、關係方面の意向との間に若干の相違がありまして、まだ決定に至つておりません、これらの點は兩方ともに十分な理由もあることでありまして、決して矛盾するものではなくて、むしろ相補うものであるというような見解から、その調和ある歸結に到達し得る見込みをもつて、目下準備を進めております。
これは絶對に對する強い信念がなければ、世界的なこの生存競争の激しい中に立つて、平和という一大目標を貫くことはできないということを申し上げましたので、從つて今後の教員養成機關であるべき學校の内容には、哲學なり、倫理なり、あるいは宗教史なりさような深いものを取入れて、それが教育者たる人格の根本に根強いものを與えるようなごくふうがないかと申しました。
特に教員の身分と關連いたしまして、將来その縣の教員養成機關は、どこが所管するが一番いいかという問題も併せて考えなければならないのでございまして、他の学校と併せてこれを總合大学にもつていくか、あるいは教員養成を主としたものといたしまして、總合大学から切り離すべきかということは、十分今後研究を要する問題であると思うのでありまして、まだその結論には現在のところ達していないのでございます。
○剣木説明員 將来の師範教育につきましては、御存じのように、一応教員養成機關のあり方につきましては、教育刷新委員会におきまして、その一応の答申を得ておるのでございます。
教員養成の機關のあり方につきましては、一面教職的な教養と申しますか、教員として必要なる教化を十分考えていくと同時に、その一般的な教養を高めるための教育は、非常に必要であると考えておるのでございまして、その意味において、まつたく御同様な趣旨におきまして、今、教員養成機關の内容を考究いたしておるのでございます。
林百郎君紹介)(第一八四號) 六・三制完全實施のため全額國庫負擔の請願( 受田新吉君紹介)(第一八五號) 六・三制完全實施のため全額國庫負擔の請願( 山口武秀君紹介)(第一八六號) 六・三制完全實施のため全額國庫負擔の請願( 八百板正君紹介)(第一八七號) 六・三制完全實施のため全額國庫負擔の請願( 黒岩重治君紹介)(第一八八號) 師範學校、高等師範學校、文理科大學その他の 教員養成機關
○田中松月君 師範學校、高等師範學校、文理科大學その他の教員養成機關で、宗教に關する學科目または講座を設けられますようお願い申し上げます。その理由につきましては、今さら私が申し上げるまでもなく、文教の面に明るい皆様には、十分おわかりのことで、あらためてここで説明申し上げることは、まるで釈迦に説法するような気がいたしますが、しかしこのお願いを、紹介議員といたしまして簡単に説明を申し上げます。
○松本委員長 日程第四八、師範學校、高等師範學校、文理科大學その他の教員養成機關に宗教講座開設の請願、文書表第一八九号、紹介議員田中松月君。
そういうように、教育機關、而も最高の教員養成機關である文理大あたりで、學校の内面から宗教講座というものを特設するということの要望が實際にあるわけなのでありまするから、これは宗教講座を設置するということの論理的な方面の考究も大いに我々は必要としますけれども、又實際面ということを我々は重要に觀察をしなければいけないと思うのでありまするから、これは實例でありまするし、現に私自身のやつて來た仕事の一部分としての
教員養成機關に宗教講座を設ける件について、一、當分の措置として社會科に宗教講座を併置し、主として困苦迫害に耐えて傳導された開祖や教祖の行傳を講ず。これは傳記でしよう、傳記を講ずる。二、神、佛、基各宗派教團より教義概要の提出を求め、導義昂揚の觀點に基ずいて文部省において適宜これを編纂する。以上の御意見であります。
更に又請願者の狙つておりますいわゆる宗教についての理解のある先生を通じて生徒學徒に宗教的な情操を涵養せしむるということがこの問題の請願の趣旨のようでありまするが、そういつた假に目的達成のために宗教講座を教員養成機關に置くといたしましても、果して適當にそせらの講座を擔任する人が今日の日本において十分に得られるものであるかということについても私は甚だ疑義を持たざるを得ないのであります。
委員一同は愼重審議をもちましてこの請願が、國民道義の昂揚を圖り、平和國家を建設するには宗教の使命と設割が極めて重大となつたのであるが、特に重要なことは學校教育に宗教的情操を滲透せしめることであり、そのためには、教員に宗教一般に對する正しい認識と豊かな情操をもたらすことが必要であるから、師範學校、高等師範学校文理科大學その他の教員養成機關に宗教に關する學課目又は講座を設けられたい」との趣旨でありまして
今日は前囘問題になりました請願第一號の教員養成機關に宗教教育を採入れるや否やという問題につきまして、小委員會を設けることに關しまして御相談を願いたいのでございますが、それに先立ちまして、便宜上請願文書表第十四號の岐阜農林專門學校を農林大學に昇格する件につきましての請願を便宜上紹介議員の下條康麿氏から御説明を伺つて、そうしてその前から懸案になつている問題につきましてお諮りいたしたいと思いますが、いかがでございましよう
○岩間正男君 この請願書の御趣旨は、御説明がありましてよく分つたのでありますけれども、これを今までの師範學校、高等師範學校、文理科大學、その他教員養成機關に結局宗教講座をおくというような、單獨に切り離した問題として、ここでこの請願を扱うことが、果して現在新らしく教育改革がされておるその中で、結局教育の内容になることでありますが、その内容を、一ツの講座をおくというような形でこの問題が解決するかどうかということに
勿論高等教育において見識、批判力を持つことによつて、道義心の廢退を是正するということはできるとは思うのでありまするが、併し更に強くこれを實行しようし思うならば、師範學校、高等師範學校、文理科大學、その他の教員養成機關においてでなしに、小學校、中學校、高等學校に如何にいたならば、宗教的な批判とか或いは宗教心というようなものが多少でも養成し得るかというような點にまでこの請願を契機として、この委員會が取上
まず請願文書表第一號に、師範學校、高等學校、文理科大學その他教員養成機關において、宗教に關する學課目又は講座を設置することの請願から始めます。請願者は日本宗教連盟理事長安藤正純外四名でございます。紹介議員として梅原眞隆君の御説明を求めます。